〒142-0053 東京都品川区中延5-13-16 電話:03-5750-6355 FAX:03-5750-6356

ワクチン接種のご案内

詳しくは当院までお問い合わせください。なお接種は予約制とさせていただいておりますので、事前にご予約ください(お電話でも結構です)。
その他 麻疹ワクチン、風疹ワクチン、水痘ワクチン、おたふく(ムンプス)ワクチン、A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチンも随時ご予約を受け付けております。

インフルエンザb型ワクチン(Hibワクチン、アクトヒブ)

上記ワクチンは接種後死亡例があったことから、一時接種見合わせとなっていましたが、接種と死亡の因果関係は認められず、平成23年4月1日より接種再開となりました。接種ご希望の方は当院までご予約お願いいたします。

インフルエンザ菌は、ヒト上気道に常在するグラム陰性桿菌です。莢膜の有無と抗原性により分類され、中でもインフルエンザb型(Hib)が最も病原性が高く、乳幼児の細菌性髄膜炎の原因菌として問題となります。
Hibによる細菌性髄膜炎は予後が悪く、罹患児の5%が死亡し、25%に聴覚障害やてんかんなどの後遺症が生じます。
米国では、このワクチン接種導入後、発症はほぼ0になったと言われています。
Hibワクチン接種は2カ月齢以上5歳以下の小児に対して、任意接種により行われます。
1)生後2ヶ月から6ヶ月まで
3~8週間の間隔で3回 → 約1年後に1回
2)生後7ヶ月から1歳まで
3~8週間の間隔で2回 → 約1年後に1回
3)1歳から5歳まで 1回

現在一部公費助成があります(3,000円)
費用は接種1回につき8,000円(税込み、助成分除く)申し受けます。

小児肺炎球菌ワクチン(プレベナー)

上記ワクチンは接種後死亡例があったことから、一時接種見合わせとなっていましたが、接種と死亡の因果関係は認められず、平成23年4月1日より接種再開となりました。接種ご希望の方は当院までご予約お願いいたします。

小児用7価肺炎球菌ワクチン(プレベナー)は、細菌性髄膜炎、菌血症などの侵襲性肺炎球菌感染症を予防する国内初の小児用肺炎球菌結合型ワクチンです。
肺炎球菌は、子どもの細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、中耳炎などの主要な原因菌の一つです。
米国では、接種導入前と比較し、侵襲性肺炎球菌感染症の発症頻度が5歳未満で98%減少したことが報告されました。
プレベナーの接種は2カ月齢以上9歳以下の小児に対して、任意接種により行われます。
1)生後2カ月以上7カ月未満
初回接種:1回0.5ml を27日間以上の間隔をあけて3回接種。
追加免疫:3回目接種から60日間以上の間隔をあけて生後12ヶ月~15ヶ月の時に1回接種。
2)生後7カ月以上12カ月未満
初回接種:1回0.5ml を27日間以上の間隔をあけて2回接種。
追加免疫:2回目接種から60日間以上の間隔をあけて生後12ヶ月の時に1回接種。
3)生後12カ月以上24カ月未満
60日間以上の間隔をあけて、2回接種
4)生後24カ月齢以上9歳以下
1回のみ接種

以上のスケジュールで行います。小さい子供ほど接種回数が多いのは、年齢が小さいほど肺炎球菌に対する抗体の上昇がよくないからです。
現在まだ公費助成はありません。
費用は接種1回につき10,000円(税込み)申し受けます。

高齢者肺炎球菌予防接種費用助成のお知らせ

平成22年9月より、品川区内の65歳以上の方を対象に、高齢者肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌ワクチン)予防接種費用の一部助成制度が始まりました。
助成対象の方には、区より「高齢者肺炎球菌ワクチン 接種券」が送られております。
助成額は3,000円です。そのため当院でお支払いいただく自己負担は5,000円となります。
ご希望の方は当院までご予約お願いいたします。

なお品川区外の方にも同様の助成制度があります。当院では8,000円お支払いいただき、その後各自治体に申請していただき、還付という形になります。

品川区(PCサイト)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000024800/hpg000024745.htm
大田区(PCサイト)
https://www.city.ota.tokyo.jp/smph/seikatsu/hoken/yobou_sessyu/kourei/streptococcus-pneumoniae.html
詳しくは各自治体にお問い合わせください。

子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス(r)」「ガーダシル(r)」接種承ります

子宮の入り口付近、「子宮頸部(しきゅうけいぶ)」にできるがんを、「子宮頸がん(しきゅうけいがん)」といいます。子宮頸がんの原因は、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染です。多くの場合、性交渉によって感染すると考えられていて、発がん性HPVは、すべての女性の約80%が一生に一度は感染していると報告があるほどとてもありふれたウイルスです。このため、性行動のあるすべての女性が子宮頸がんになる可能性を持っています。
子宮頸がん予防ワクチン『サーバリックス』、『ガーダシル』の接種と定期的に子宮頸がん検診を受診することで子宮頸がんはほぼ100%予防が可能といわれています。

「サーバリックス」「ガーダシル」の接種対象者は10歳以上の女性です。
サーバリックスは通常、1回0.5mLを3回(初回、初回から1ヵ月後、初回から6ヵ月後)、上腕の三角筋部に筋肉内接種します。
また「ガーダシル」は通常、1回0.5mLを3回(初回、初回から2ヵ月後、初回から6ヵ月後)、上腕の三角筋部に筋肉内接種します。
当院でもご希望の方に接種いたします。
ただしサーバリックス ガーダシルとも同じワクチンを接種します。両ワクチンを混成して接種はできません。

費用:
1回のみご希望の方 18,000円
3回同時にお申し込みいただく方 50,000円 申し受けます。
※ 平成23年1月17日より一部公費助成が始まりました。 詳しくは下記をご覧ください。
品川区ウェブサイト「子宮頸がんワクチン接種費用の一部助成制度」
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kenkou/kenkou-byouki/hpg000033388.html

MRワクチン(麻疹・風疹ワクチン)

平成20年4月1日より中学1年生(第3期)、高校3年生(第4期)の方を対象にMRワクチンの定期予防接種が開始されました。
品川区のリンク
大田区のリンク